「おぎやはぎ」矢作兼コロナ陽性も「新しいケース」 保健所「即日解除です」

[ 2020年9月4日 05:30 ]

「おぎやはぎ」の矢作兼
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 お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼(48)が3日、PCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性だったことがわかった。

 矢作は自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」(木曜深夜1・00)に相方の小木博明(49)とともに電話で番組に出演し語ったもの。だが「新しいケースなの。陽性なんだけど、俺はもう治っているの」と衝撃の事実を明かした。

 矢作は先週、具合悪くて2回抗原検査受け、いずれも陰性だったが、PCR検査を予約していた。「陽性だって言われた時には、こんなに落ち込んだことないよ」としたが、保健所の人と具合の悪くなった時期などを話し、入院とか取りますって予定を組もうとしていたところ「もう退院(の次期)ですね。コロナ陽性だけど、即日解除だと。ラジオに行っても良かったの。保健所の人が、もう治った人なので即日解除ですって」と説明した。

 その理由を「なんで陽性出たのかって聞いたら、PCR検査は感度が高いから、もう死骸のコロナウイルスもキャッチしちゃうことがあるんだって。俺には感染能力がないんだって。もう仕事していいって。体調はいいんだよ、治っているから」とは言いながらも、「俺は小木のことを一番大事にしているから、いくら保健所の人がいいって言っても、夜中にラジオに行くのは抵抗あるだろ」と語り、電話出演とした理由を説明した。

 2日にはコンビで水曜レギュラーを務めるフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に生出演。アクリル板のついたてを挟んで、復帰した小木と安藤和津(72)の間に座り、MCの坂上忍(53)を含めトークを繰り広げた。がんを患い「人の痛みが分かりちょっとしたことで泣いちゃう。生まれ変わりました」と、人生観が変わったと明かす小木のことを「嫌なことを言わなくなった」とフォロー。舌の根も乾かぬうちに小木が本来の毒舌を発揮すると、あきれた表情を浮かべて笑わせた。

 また、同日はピンでレギュラー出演している日本テレビ「有吉ゼミ」(月曜後7・00)の収録にも参加。番組関係者によると、矢作は共演者との間に距離を取り、ソーシャルディスタンスを保って感染対策をしていたという。

 矢作の所属事務所は、共演したタレントの事務所やテレビ局への報告、濃厚接触者の有無などの確認を進めている。

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2020年9月4日のニュース