「半沢直樹」児嶋一哉が押された撮影現場の重厚感 演技定評もNG5回「やればやるほど台詞が飛ぶ感覚」

[ 2020年9月4日 20:35 ]

TBS日曜劇場「半沢直樹」に出演しているアンジャッシュ・児嶋一哉
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 お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉(48)が4日、自身のYoutubeチャンネル「児嶋だよ!」を更新。TBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の撮影の様子を明かした。

 「児嶋、半沢直樹に出演してみた!」と題した動画。児嶋が演じるのは、主人公・半沢(堺雅人)の行く手を阻む白井国交相(江口のりこ)の秘書・笠松役。ドラマオリジナルのキャラクター。笠松は以前、進政党の重鎮・箕部(柄本明)を長年にわたって支えていた。

 初登場は第5話(8月16日)。出番は2シーンで、当初は台詞もなく「油断して(撮影現場に)来たら急きょ台詞を言ってくれと。『記者の方はここまでにしてください』。ちょっとドキドキしましたが、無事終わったんで」と撮影現場からの映像。しかし、第5話の振り返りトークで「『半沢』の現場に初めて行った時の映像かな。急きょ台詞が付きましたみたいのを撮ったでしょ。僕が初めて言った台詞、カットになっていました」と笑いを誘った。

 第7話(8月30日)の撮影は「めちゃくちゃ緊張して、めちゃくちゃNG出したの。その後、前室に座って、めちゃくちゃ落ち込んでいるところです」と自身のこわばった表情を見ながら回想。「本当は現場で『NG出しちゃいましたよ~』とやりたかったんですが、演者の皆さんがいっぱいいる大部屋だったので、さすがに『アイツ、NG出しまくった後に何Youtube撮っているんだ』って思われるので、それはやめて、落ち込んでいる顔の映像だけ撮ってきました。『オレ、この後、大丈夫?こんなに台詞をトチっていたら、この後、どうするんだろう』と不安でいっぱいで落ち込んで、周りに申し訳ないという顔ですね」

 演技に定評があるが「いやぁ~、久々に焦ったねぇ~。めちゃくちゃ練習して行ったんだよ。5回くらいNG出したんですけど、やればやるほど台詞がどんどん飛んでいく感覚ですね。怖いねぇ。『よーい、スタート!』って監督が言う前に『ああ、オレ、もう絶対、台詞忘れているな。絶対、出てこねーな』と思っているのに『ちょっと待ってください』と言えない感じね。『もしかしたら奇跡で言えるかも』ってやるけど、絶対言えない。何も覚えていない。『半沢』の現場はプロ集団感が凄いんですよ。演者もスタッフも重厚感。まぁ、押された~」。その後のシーンはうまくいき、ホッとした顔も映し出された。

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2020年9月4日のニュース