王将戦いざ最終決戦!25日開幕、渡辺王将の防衛か、広瀬八段の奪取か

[ 2020年3月25日 05:30 ]

渡辺明王将(左)と広瀬章人八段は対局場近くの加茂湖をバックに健闘を誓い合う
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 渡辺明王将(35)に広瀬章人八段(33)が挑む将棋の第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第7局は25日、新潟県佐渡市の「佐渡グリーンホテルきらく」で開幕する。両対局者は24日、新幹線と佐渡汽船を利用して現地入り。新潟港では新型コロナウイルス拡散防止のため実施している検温も無事にクリア。到着後には対局室「湖姫別邸」での検分に臨んだ。

 3勝3敗と振り出しに戻しての最終局。渡辺は「ここで勝たなければ3つの勝ちが無駄になる。今局は酷な勝負になる」と防衛に気を引き締めた。一方、広瀬は「(インターネット等で)見てくださる方のために、いい将棋を見せたい。振り駒は運に任せます」と笑い、王将位初獲得に向け意欲を示した。

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