本田望結 荒川静香さんからのアドバイスで両立継続 イナバウアーの秘話も

[ 2019年7月17日 19:00 ]

本田望結(右)と本田紗来姉妹
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 女優でフィギュアスケーターの本田望結(15)&紗来(12)姉妹が17日放送の日本テレビ系「衝撃のアノ人に会ってみた!」(水曜後7・00)に出演。厳しいトレーニング風景と、プロフィギュアスケーターの荒川静香さん(37)の金言に感動する場面が放送された。

 同局の桝太一アナウンサー(37)が本田姉妹の住居に向かうところから番組はスタート。部屋に入った途端、桝は思わず「おぉ~!」と驚きの声を上げる。目の前には父が子供らのトレーニングのために駐車場を改造した、40平米もの練習場が広がっていた。「鏡やクーラーも入れてもらって、練習時間の効率が良くなりました」と望結はにっこり。

 早速トレーニングで高速二重跳びを始める望結。あれよあれよという間に100回。続いて後ろ二重跳びも50回。息つく暇もなくバーベル上げや反復横跳び。そして極め付けはボクシングのスパーリングも。「ジャンプする時に、左手を引く力がボクシングのバンチと似ているんです。ジャンプの回転速度のアップにつながります」と話す望結に、桝は「トレーニング中は別人ですね…」と圧倒されていた。

 続いて、荒川さんと本田姉妹の対談へ。紗来が「試合で緊張しますか?」と質問すると、荒川さんは「緊張しているときのほうが上手くいく。緊張してない時は集中力が散漫している証拠なので気を付ける」と返した。本番で緊張しがちだという望結は「めっちゃ刺さりました」と感銘を受けていた。

 また、望結は過去の荒川さんとのエピソードを語る。7歳の頃、子役の仕事とフィギュアスケートを両立できるか悩んでいたが、あるイベントで荒川さんと共演した時に「1日10分でもいい。毎日続けたら必ず上手くなれるよ」とアドバイスをもらったという。その教えを守ってきたという望結は、使っている練習場が19時45分で終了するものの「仕事が終わって19時42分に到着しようが、わずかな時間でも滑る訓練をしました」と振り返った。

 最後に、望結が「滑っていて心がけていること」を荒川さんに問うと「後ろから見ても、つまり全方向どの席の人にも感動を伝えられるようにすること」との答えが。例えば、荒川さんの代名詞である「イナバウアー」は通常だと手を上げるだけだが、体を反ることで、どの角度から見ても美しいと思えるポーズになっているという。「うまく見せたいと思うと、どんどん表現力が落ちていく。自分の持ち味を忘れないで」と、多くの金言をもらった望結は「絶対忘れません」と感動を隠し切れない様子だった。

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