ダウンタウンと共演、冠番組も…34年目ベテラン芸人がバイト生活の理由

[ 2019年3月15日 18:00 ]

リットン調査団の藤原光博(左)と水野透
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 芸歴34年目のお笑いコンビ「リットン調査団」の水野透(58)と藤原光博(56)が13日放送のTBS「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)に出演。劇場出演を断り、バイト生活を続けている理由を明かした。

 番組では「未だにバイトしてる最も芸歴が長い芸人 リットン調査団」説を検証。バイトで生計を立てるベテラン芸人が多数出演したが、説通り、34年目のリットン調査団が最も芸歴が長いアルバイト芸人であることが立証された。

 藤原は芸人が多数所属する清掃会社でアルバイトをしており、月収は約10万円。自身の代表作について問われると、「僕の中ではやっぱりダウンタウンさんと一緒に番組やらせてもらっていたということ」と振り返り、最高月収は80万円以上だったことを明かした。

 一方の水野は漫画喫茶で清掃のアルバイト。TOKYO MXで「水野キングダム」という冠番組も持ったが、現在のアルバイトでの月収は「多い時で23万円ぐらい」だという。

 2人は劇場でネタを披露し、安定した収入を得ていたが、水野が「僕らのネタには(劇場は)合わないと思った。ウケようがすべろうが充実感、達成感がない。何か違うなって」と自身のお笑いを追求するために出演を断ったという。コンビでの仕事は激減したが、4月にワンマンライブを予定。水野は「(芸人をやめようと思ったことは)ないですね。よぎったこともないですね」と笑い、藤原も「やっとお笑いの楽しさとか分かってきたんですよ。もう1回仕事をいっぱいやってやるぞって意欲が出てきて心の中が充実している」と前向きに語っていた。

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2019年3月15日のニュース