岡村隆史が来年「麒麟がくる」で初大河「チコちゃんのおかげ」 堺正章が助言「ハマらなければすぐ死ぬ役」

[ 2019年3月9日 05:30 ]

<大河ドラマ「麒麟がくる」出演者発表会見>スピーチする岡村隆史(撮影・久冨木 修)
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 俳優の長谷川博己(42)が戦国武将・明智光秀を演じるNHK次期大河ドラマ「麒麟がくる」(来年1月スタート)の出演者発表会見が8日、東京・渋谷の同局で行われ、お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(48)が初出演することになった。

 光秀の危機を救う農民役。司会を務めるNHK「チコちゃんに叱られる!」が大ヒット中の抜てきに「ほぼチコちゃんのおかげ。チコちゃんが出るわけにいかないので私が選ばれた。チコちゃんさまさま」と笑いを取った。

 演じる農民は架空の人物で、神出鬼没な上にコミカルな存在。落合将チーフプロデューサーは「岡村さんは運動神経抜群で体の動きが良く、軽妙なお芝居ができる。役柄に一番はまると考えた」と起用理由を説明。「ほとんどドラマに出ない人なので、ダメ元でお願いしてみたところ“台本を読んだら面白いのでやってみます”と返事があった」という。

 会見で岡村は「ど緊張しております」と神妙な表情を見せながらも、お笑い芸人らしいトークを全開。「(制作側から)何も考えなくていいと言われているので、今はボーっとしている状態です。スタッフの方、演者の方に叱られないよう、一生懸命、台本だけは覚えたいと思います」とチコちゃんに絡めて語り、笑いを取った。

 出演場面は物語の後半まである予定だが、同じく架空の人物を演じる堺正章(72)からの助言を披露。「堺先生に“あなたの役は、ハマらなければ、すぐに死んじゃうよ”と言われました。最後まで出続けられるように頑張ります」と誓った。

 チコちゃん人気の波に乗って昨年大みそかには「紅白歌合戦」の企画コーナーで12年ぶりの紅白出演。この大河初出演に加え、今後、連続テレビ小説にも初出演することになれば“NHK3冠”を制覇する形。関係者は「今の岡村さんの勢いなら、その可能性はある」と話した。

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