「いだてん」大河初の生配信企画“楽屋トーク”実施 24日の第8話放送後 ピエール瀧や赤江珠緒らが裏話

[ 2019年2月17日 20:45 ]

NHK大河ドラマ初のインターネット生配信企画「いだてん楽屋トーク」に出演する(左から)ピエール瀧、満島真之介、赤江珠緒アナウンサー
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)が前半の主演を務めるNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(日曜後8・00)で、今月24日の第8話「敵は幾万」放送終了後、午後8時44分頃から「いだてん楽屋トーク」と題したインターネット・ライブストリーミング(生配信)を番組公式サイトとツイッターで実施することが17日、分かった。大河ドラマ史上初の試み。レギュラー出演者のピエール瀧(51)満島真之介(29)、チーフ演出の井上剛氏、大河フリークのフリーアナウンサー・赤江珠緒(44)がドラマをより深く楽しんでもらうため、舞台裏などを語り合う。

 第8話は主人公・金栗四三(勘九郎)と三島弥彦(生田斗真)が大群衆に見送られ、日本人初のオリンピック出場の舞台、スウェーデンの首都ストックホルムへと旅立つ。前半のヤマ場・ストックホルム五輪を描く導入部となる重要な回とあり、NHKはドラマが始まる前の昨年からネット生配信を企画してきた。双方向企画で、ピエールら4人がリアルタイムで視聴者の感想や質問にも答える。

 大河ドラマ58作目。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤官九郎氏(48)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)を演じる。

 ピエールは東京・大塚の足袋屋「播磨屋」の店主・黒坂辛作、満島は実在した日本最初のスポーツ同好会「天狗倶楽部」のメンバーでヤジ将軍と呼ばれた日本最初の応援団長・吉岡信敬(しんけい)を熱演中。

 17年10月クールのTBS日曜劇場「陸王」にも出演したピエールは1月31日放送のTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月〜木曜後1・00)で、赤江アナに「いだてん」と「陸王」のキャラクターについて指摘されると「『陸王』で足袋屋を邪魔する役をやっていたヤツが『いだてん』では足袋を作る方になっていると、SNSでも散見されます。ただ、別に僕が考えた話じゃないですから。みんな『陸王』を見たNHKがオファーしたと思っているんですが、オファーは『いだてん』の方が先です」。ピエール&赤江アナのコンビぶりも注目される。

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2019年2月17日のニュース