「西郷どん」第44話 佐賀の乱、私学校 西南戦争につながる展開に視聴者「切ない」

[ 2018年11月25日 23:40 ]

故郷に戻った西郷隆盛(鈴木亮平)だったが…(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)の第44話が25日に放送された。

 第44話の副題は「士族たちの動乱」。政府を離れ、鹿児島に戻った西郷隆盛(鈴木亮平)は、畑仕事や狩りなどの静かな毎日を過ごすはずだった。だが、桐野利秋(大野拓朗)たちが次々と政府を辞め、鹿児島に戻ってきてしまう。政府に対して不満を持つ全国の士族たちは爆発寸前だった。そんなとき、佐賀では江藤新平(迫田孝也)がついに兵を挙げるが、大久保利通(瑛太)率いる政府軍にあっという間に破れる。逃亡する江藤は鹿児島へ向かい西郷に助けを求めるが…という展開だった。

 鹿児島に帰郷した西郷。西南戦争につながるストーリーがはじまり、放送中からネット上では視聴者の様々な反応が見られ、「佐賀の乱」「西南戦争」「菊次郎」「木戸孝允」などドラマ関連ワードがSNSのリアルタイム検索上位に挙がった。「江藤新平の“西郷隆盛には失望した”という言葉、重いな…」「西郷どん、鹿児島でゆっくりしたかっただろうに…」「理想を持ってつくる私学校が西南戦争のきっかけになるんだよな。切ない」といった声があった。

 主演の鈴木は公式サイトで「私学校というユートピアが育っていたある日、どうにもならない事件が勃発し、厳しい現実を突きつけられる…。“切ない”という言葉に尽きる回です。そこで西郷さんはどんな天命を仰ぐのか?『敬天愛人』の言葉を残した西郷さんの心のうちを、ぜひ感じていただきたいです」と思いをつづった。

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2018年11月25日のニュース