俳優の志水正義さん死去 60歳 「相棒」シリーズで大木刑事役 がん闘病公表

[ 2018年9月27日 21:50 ]

志水正義さん
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 テレビ朝日「相棒」シリーズなどで知られる俳優の志水正義(しみず・せいぎ)さんが27日、死去した。60歳。熊本県出身。フェイスブックでがん闘病を公表していた。

 この日、フェイスブックで「本日9月27日、志水正義は永眠いたしました。ありきたりな表現ではありますが、眠るように安らかに旅立ちました。生前、みなさまには大変お世話になり、本当にありがとうございました。お礼を申し上げても足りないくらいです。大変恐縮ではございますが、通夜・告別式は執り行いますが、フェイスブックでの報告は控えさせていただきます。応援、本当にありがとうございました」と発表された。

 志水さんは今年7月、すい臓がんと診断され、肝臓に転移していることを公表していた。また、志水さんの友人で俳優の澤田誠志(61)は自身のブログで、志水さんの通夜、葬儀・告別式は近親者のみで執り行うことを報告している。

 「相棒」シリーズで2000年から大木長十郎刑事役。特命係の部屋をのぞくシーンが多く、小松真琴刑事(久保田龍吉)と“大木小松コンビ”として親しまれた。8月20日には「相棒」の収録に参加したことを報告し「(水谷)豊さんはじめキャストの方々、プロデューサーの方々、スタッフの方々にお見舞いや温かい励ましのお言葉を頂き、思わず涙がこぼれそうになりました」とつづっていた。

 1977年、福岡で劇団を旗揚げ。100作品以上を上演し、上京。日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」(木曜後9・00)にも出演。「ケンミンの見抜き方」の謎のマスター役に扮した。

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