吉澤ひとみ被告が保釈 約7秒頭下げ「この度は、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪

[ 2018年9月27日 17:30 ]

保釈された吉澤ひとみ被告(撮影・篠原岳夫)
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 酒気帯び運転をしてひき逃げし2人に軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で起訴された元「モーニング娘。」のタレント・吉澤ひとみ被告(33)が27日、勾留先の警視庁原宿署から保釈された。

 同署から出て、6日の逮捕以来21日ぶり、初めて報道陣の前に姿を現したのが午後5時31分。白いシャツに黒いスカート姿の吉澤被告は、神妙な表情で約7秒ほど頭を下げると、意を決したように「この度は誠に申し訳ありませんでした。深くおわび申し上げます」と謝罪。その後、さらに深く頭を下げ、出迎えていた黒いワンボックスカーに乗り込んだ。

 原宿署の前に集まった報道陣は約200人、ファンも100人が集まり、吉澤被告に「頑張れ」と叫ぶ女性の姿もあった。

 26日午前、東京地検が起訴。弁護人が同日、東京地裁に保釈を請求していた。関係者によると、保釈保証金の300万円は15年に結婚したIT企業経営の夫が負担した。

 起訴状などによると、東京都中野区で6日朝、酒気帯びの状態で乗用車を運転し、赤信号を無視して交差点に進入。自転車で横断していた20代女性をはねてケガを負わせたほか、女性が接触した40代男性にもケガをさせて走り去ったとしている。地検は認否を明らかにしていない。また26日には吉澤被告が事故直前に法定速度を26キロ上回る時速86キロで走行していたことが、捜査関係者への取材で新たに分かった。

 保釈後について、関係者は「心身に疲れがみられ、病院で診察を受ける見込み」と説明。本人の今後の身の振り方については事務所が、体調を考慮しながら本人と検討していくとみられる。

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