草刈正雄、ラジオ体操漬けの撮影にぼやき「地獄のような…」

[ 2018年9月27日 18:42 ]

映画「体操しようよ」完成披露舞台あいさつに登壇した(左から)菊地健雄監督、私、木村文乃、草刈正雄、和久井映見、きたろう
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 俳優の草刈正雄(66)、きたろう(70)、女優の木村文乃(30)、和久井映見(47)、黒猫チェルシーの渡辺大知(28)、菊地健雄監督が27日、都内で行われた映画「体操しようよ」(11月9日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

 38年間無遅刻無欠勤で定年を迎え、真面目だけが取り柄の道太郎が、ある日地元のラジオ体操に参加したことがきっかけで人生の風向きが変わり、周囲に叱咤激励されながらも余生を謳歌する姿を描く。作品にかけ、舞台あいさつではラジオ体操の冒頭40秒ほどを出演者全員で行った。

 映画は今年5月、千葉を中心に撮影された。天気に左右されることが多く、草刈は「5月だったので寒かったり暑かったり、雨にもやられた」と告白。木村も「台風が多くて撮影が大変だった。でも監督がラジオ体操のシーンはどうしても晴天で撮りたいと熱望していて。でも天気がうなくいかなくて、監督がどんどん小さくなっていって、さらに風邪まで引いた。逆に絶対晴天で撮ろうと一致団結しましたね」と語った。

 ラジオ体操会漬けの撮影で、草刈が「地獄のような日々でした」とぼやく場面も。即座に「いや、嘘です」とお茶目に笑い「色々大変だったけど現場が明るくて楽しかった」と振り返った。監督は「草刈さんは撮影前からラジオ体操をみっちりやっていただいた。主人公はラジオ体操が下手な状態から始まるのですが、それも見事に演じていただいた」と称賛していた。

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2018年9月27日のニュース