テレ東社長 月10ドラマ枠に手応え「着実にいい足取り」 唐沢主演の新ドラマに「大いに期待」

[ 2018年9月27日 16:31 ]

テレビ東京の小孫茂社長
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 テレビ東京の小孫茂社長(65)が27日、東京・六本木の同局で定例会見を行った。4月から新設された月曜夜10時のビジネスドラマ枠「ドラマBiz」への手応えを口にした。

 同枠では、4月クールで俳優の江口洋介(50)主演の「ヘッドハンター」、7月クールで俳優の仲村トオル(53)主演の「ラストチャンス 再生請負人」を放送。10月クールには、俳優の唐沢寿明(55)は主演する「ハラスメントゲーム」(10月15日スタート)が放送される。

 小孫社長は「一言で申し上げると、着実にいい足取りで階段を登っているなという印象を持っている」と手応え。「10月からは唐沢さんですけど、非常にお忙しい、人気の俳優さんが主演、助演でどんどんお出ましになっていただいて、この方達の熱演、好演が結果的に着実に階段を登るような着実な歩みを続ける原動力になっていると思う」と分析。「作り方もテレビ東京らしい。ちょっと重いテーマもあるが、これを皆さんに本当に見ていただけるかなという一抹の不安というか、気がかりはありましたが、視聴率で見ても、4月のクールは4%だったんですが、第2弾で6%代まで上がった。次にはさらに、大いに期待している」とした。

 さらに「月曜のこの時間帯にテレビ東京でドラマが入るということはほとんどありませんでしたし、視聴者の皆さんにもそういう習慣はなかったと思う。これが、視聴者の皆さんの新しい習慣、『月曜のこの時間にテレ東でドラマを見よう』というほうにつながっていけば(いい)。テレビ東京というのは、結果を急ぐ組織ではありません。社長は喉から手がでるぐらい結果がほしいんですが、現場はもうちょっと落ち着いた会社です。一足飛びに2桁行くなんてことを考えてはいない。着実に登って、7%、8%、9%、そして10%という大台を目指して、ちょうど走っているところ。そういう意味で、『ハラスメントゲーム』には大いに期待しているところです」と着実な歩みを期待した。

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2018年9月27日のニュース