「半分、青い。」北川悦吏子氏 華丸に「言い負かされた」夏虫駅のプロポーズは鳩ならぬ“鈴愛が豆鉄砲”

[ 2018年9月21日 10:00 ]

連続テレビ小説「半分、青い。」をテーマに対談した北川悦吏子氏と博多華丸(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)の脚本を手掛けた北川悦吏子氏(56)と、同局「あさイチ」(月〜金曜前8・15)のMCを務め“朝ドラ受け”が好評を博しているお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(48)の対談の模様が、21日の「あさイチ」で放送された。

 事の発端は第73話(6月25日)の朝ドラ受け。鈴愛(永野芽郁)との5年ぶりの再会ながら、律(佐藤健)が「結婚しないか」と衝撃的なプロポーズ。急展開に、華丸は「とんでもないですね。だって(鈴愛が)笛を吹いて呼び止められんかったら(律は列車に乗ってしまい、駅に)いなかったわけでしょ?帰る予定やったやん。なんで、あんな急に。これはおかしい。オフサイドだ。プロポーズのオフサイドだ」とツッコミを入れた。

 これに対し、北川氏は同日、自身のツイッターで「華丸さん、直接お話したいです!とくと」と反応。華丸VS北川氏の“場外戦”が展開され、話題を呼んだ。

 それから約3カ月。「半分、青い。」の執筆を終えた北川氏が「華丸に会いたい」と対談が実現。今月中旬、東京・渋谷のNHKで約30分にわたって話し込み“夏虫駅のプロポーズ”についても激論を交わした。

 北川氏「もともと律くんは鈴愛にプロポーズしようとして岐阜に帰ってきていたんです」

 華丸「律はそういうふうに(素振り)見せないから。僕ですら気付かないから、鈴愛はもっと気付かないですよね」

 北川氏「だから(華丸は)ビックリなさったんですね。でも(律は)虎視眈々と思っていたんです」

 華丸「ありました?そういう雰囲気」

 北川氏「律は(10代最後の七夕、鈴愛が『リツがロボットを発明しますように!!』と書いた)短冊を持っていたじゃないですか。あれは鈴愛に見せようと思って持ってきていたんです」

 華丸「うーん」

 北川氏「納得いかないですか?」

 華丸「鈴愛がマアくん(中村倫也)と恋愛した時も、律はヤキモチも焼かないし。(鈴愛と律は)脈がないのかなと」

 北川氏「(律は)ずっと思っていたんです」

 華丸「鈴愛どころか、僕でも受けません。あのプロポーズは」

 北川氏「鈴愛は受けたかったんですが、まだ漫画家修業があるから断ったんです」

 華丸「いや、急だったから。豆鉄砲。鳩でもない、鈴愛なのに。ビックリしたんです」

 北川氏「(笑)。ごめんなさい。言い負かされました(笑)」

 華丸の熱に、北川氏もタジタジだった。

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2018年9月21日のニュース