視聴率45%超!朝ドラ創成期を支えた樫山文枝&日色ともゑ 徹子「毎日、紅白やっているようなもの」

[ 2018年9月21日 15:49 ]

樫山文枝(左)と日色ともゑ
Photo By スポニチ

 女優の樫山文枝(77)と日色ともゑ(77)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演した。ともにNHK朝の連続テレビ小説のヒロインを務めて現在の国民的ドラマの創成期を支えた2人は、現在も女優として活躍中の苦労話を披露した。

 樫山は1966年4月から1年間放送された「おはなはん」に、日色は翌年1年間放送された「旅路」に主演。どちらの番組も平均視聴率45.8%(関東地区)と今では考えられないような支持を誇った。司会の黒柳徹子(85)は「今だったら毎日、紅白(歌合戦)やっているようなものよ」とその数字の凄まじさを表現。当時は放送時間の朝8時頃の各家庭の水道使用量が激減したという。放送中は視聴者が家事の手を止めて、テレビにクギ付けになっていたからだ。

 80歳を目前に決意表明をした2人。日色は「80(歳)になったら俳優という仕事を辞めようと思っている。大先輩である沢村貞子さん(享年87)が80歳で辞めてパーティーをお開きになったんです。主人孝行もしなくちゃ」と劇団民藝に所属する女優としてドラマ、映画、舞台と忙しく活動してきた“償い”をしたい意向だ。

 樫山は「私は考え中です」と言葉を濁した。夫である俳優・綿引勝彦(72)とは結婚50年近くになるが「主人はなんでも自分でできる人。今まで別々でうまくやってきていますから。舞台公演などで全国を回っていて東京にいる期間が1年で3カ月なんってことが度々ありますから」と明かした。

続きを表示

2018年9月21日のニュース