「生産性なし」議員発言に批判の声　カンニング竹山「俺は生産性ない」乙武氏「次に排除『私』かも」

カンニング竹山
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　自民党の杉田水脈衆院議員（比例中国ブロック）が性的少数者（ＬＧＢＴ）カップルを「生産性がない」などと指摘し、行政支援に対する疑問を月刊誌に寄稿した問題で、政界以外からも批判の声があがっている。

　情報番組のコメンテーターも務めるお笑いタレントのカンニング竹山（４７）は２４日、自身のツイッターで「俺妻がいるが我が家には子供はいない。でも我が国に税金はまじめにちゃんと結構な額を払っている。でも子供がいないから俺はあのおばちゃんに言わせると生産性がない国民になる」と自身の境遇を引き合いに出して投稿。「それならば妻以外の人とバンバン子供を作れば俺は生産性がある国民と言う事になるのか。おばちゃん、妻を説得しに来て」と皮肉った。

　作家の乙武洋匡氏（４２）もツイッターで「『生産性がない』と他者に烙印を押す方がいる。みずから選んだ境遇でもないのに、そんな烙印を押された人々の悔しさ、やるせなさはどれほどだろう」と指摘。「国家にとってどれだけ有益かという観点から優劣がつけられる社会になれば、次に排除されるのは『私』かもしれない」と意味深長につづった。