西村知美、母と18年に及ぶ確執も…雑誌スクラップで母の愛に触れ涙

[ 2018年7月25日 21:55 ]

タレントの西村知美
Photo By スポニチ

 タレントの西村知美(47)が25日放送のTBS特番「実家を片づけてみませんか?」(後8・00)に出演。生前整理のため実家の片づけを行い、長年にわたる母親との確執があったことを告白した。

 同番組は「実家を片づける」様子に密着する“ほのぼの”社会派家族バラエティ番組の第3弾で、タレントが実家を片づけるのは番組史上初。81歳の父・省吾さんが昨年大病を患ったため、実家の生前整理を行うと決意した西村。中学3年生の愛娘を連れて山口県宇部市の実家へ向かった。

 実家は築25年の4SLDK。納戸や寝室、物置、サンルームの荷物を整理すると、両親が捨てずに取っていた西村の服やトロフィーなどが見つかった。西村は物置でピンクの服を発見すると「あー!凄い!とっておいてくれたの?」とビックリ。13歳のときに初めて雑誌に載ったときの服だといい、「雑誌MOMOCOで1位になったときの服なんです。懐かしい。あれから今までつながるスタートになるとは思わなかった」と微笑んだ。

 73歳の母・綾子さんには大切な宝物があるという。それは綾子さんが雑誌の切り抜きなどを集めたスクラップと、西村が載ったアイドル誌だった。実は中学生の頃から母娘の関係は悪化し、18年に及ぶ確執があった。「(知美は)父親っ子でしたから、私とあまり話さなかった。電話がきても“お父さんいる?”ってすぐにお父さんと代わってました」と明かした。

 だが、娘に避けられ続けても雑誌を買い集めていた綾子さん。「それでも娘のものが出ると…、それが親なんでしょうね。無心で買っては切り抜いていました」と告白。「ちょっと寂しい思いもありましたが、私の態度も悪かったので…。自分を正さなければと思っていました」と告げると、西村は「(昔は)母とのつながりが全然なくて…。でも(私に)娘ができて頼ったときに、あらためて母親のありがたさを凄く実感して、あれから今まで…。この歳になっても甘え続けてしまってますね」と涙を流しながら感謝した。

続きを表示

2018年7月25日のニュース