日大出身・和田正人、母校に憤り「組織としての対応が会見ではなく文章」

[ 2018年5月23日 15:37 ]

俳優の和田正人
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 日大時代に箱根駅伝を走ったことでも知られる俳優の和田正人(38)が22日深夜に自身のツイッターを更新。母校・日大の対応に憤慨した。

 6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合で日大の選手が無防備な関西学院大選手に後方から悪質なタックルをして負傷させた問題で、加害者側の日大DL宮川泰介選手(20)が前日22日に記者会見して監督やコーチから関学大のクオーターバック(QB)を壊せと指示があったことを主張した件。

 和田は同日ツイッターで「見てたら涙が出てきた」とし、「彼に対する不憫な想いなのか。それとも我が母校への腹立たしさなのか。あー。くそ」とつづっていたが、その後再びツイッターを更新すると「広報部の文章内容も驚愕だがそのスタンス。私たちテレビに出るような人間でも、足が震えるような記者会見という場に、20歳の若者が勇気を持って立った事に対して、組織としての対応が会見ではなく文章での応え。世論というメディアが憤りを覚える意味をいま一度考えて欲しい」と怒りを込めて訴えた。

 日大広報部は宮川選手の会見後に文書で「コーチから『1プレー目で(相手の)QBをつぶせ』という言葉があったということは事実です」と認めたものの「ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で『最初のプレーから思い切って当たれ』という意味です」と説明していた。

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2018年5月23日のニュース