日大応援歌「花の精鋭」、歌詞にはフェアプレー…衝撃的な“ブーメラン”

[ 2018年5月23日 09:00 ]

アメフットの悪質タックル問題の会見で謝罪する日大・宮川選手
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 22日に開かれた、日大アメリカンフットボール部の20歳の選手の記者会見。悪質な反則行為で、関学大の選手をけがを負わせるに至った経緯を明らかにした。NHKを含めたテレビ各局が生中継し、注目度の高さをうかがわせた。

 そんな中、日大出身者のあるテレビ局員が「日大の応援歌って知ってる?」と聞いてきた。「知らない」と答えると、「歌詞の内容が、今回の一件に対する“ブーメラン”でさ。情けないよ」と寂しそうにつぶやいた。

 日大の応援歌。調べてみると、タイトルは「花の精鋭」。歌詞を読むと、確かに衝撃的な“ブーメラン”だ。1番から3番まで、すべてに登場する詞に目がいってしまう。

 フェアプレイ 日大 フェアプレイ 日大――

 監督やコーチ、保護者から、「フェアプレーに徹しろ」と言われてきたスポーツ経験者も多いだろう。真剣勝負だが、あくまでもスポーツ。互いに敬意を払いながら、全力を尽くすべきである。さらに、今回は大学の部活動で起こったこと。教育の場であることも忘れてはならない。

 今回の反則行為は、「フェアプレー」という言葉に完全に反したものだ。選手の言い分では、監督やコーチの指示があったとされる。本来、闘争本能に満ちた選手の怒りや憤りをコントロールするのが指導者の役割だ。「相手の選手をつぶせ」という指示には、あきれて物も言えない。

 応援歌は、日大体育会の部活動の試合や、付属高校の野球部が出場した甲子園のアルプススタンドで歌われている。動画サイトで探してみると、昨年12月に日大アメフット部が出場した大学日本一決定戦「甲子園ボウル」のスタンドで同曲が歌われている映像もあった。監督やコーチも聴いていたはずだ。

 対戦を予定していた大学が次々に試合の中止を申し入れ、日大アメフット部は活動がままならないのが現況だ。日大の対応にも、日に日に批判が高まるばかり。この応援歌がアメフット部の試合で再び歌われる日は来るのだろうか。(記者コラム)

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