白鸚、幸四郎 37年経て大阪で襲名披露公演再び「これは奇跡」

[ 2018年5月11日 17:53 ]

大阪での襲名披露に力を込める松本白鸚(左)と松本幸四郎
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 歌舞伎俳優の二代目松本白鸚(75)、十代目松本幸四郎(45)が11日、大阪市内で襲名披露「七月大歌舞伎」(7月3〜27日、大阪松竹座)の取材会を行った。

 襲名披露は1月、東京・歌舞伎座でスタートし4月の名古屋・御園座、6月の福岡・博多座を経て大阪に来るとあって、白鸚は「(大阪は)後半戦の第1戦。37年前、父と息子と襲名披露をやって、また今回孫を加えて3代襲名。これは奇跡」と感慨深く語った。

 白鸚が幸四郎時代に1100回以上演じた「勧進帳」の弁慶を、今回は息子の幸四郎が演じることに「染五郎時代は芸が染五郎という器からあふれていた。今、その器を幸四郎に変え、また新たな弁慶を必死で幸四郎の器に詰め込んでいる。幸四郎の名を譲った者としてはうれしい限り」と目を細めた。一方、幸四郎も弁慶に「1回、1回最後という気持ちで演じている」と気を引き締め、片岡仁左衛門(74)の富樫を相手に「剛速球を投げるつもり」と力を込めた。

 さらに白鸚は襲名披露の口上についても力説。毎回、役者仲間からの“暴露話”が観客の笑いを誘い人気だが白鸚も「口上は大事。通り一遍ではダメです。うまい役者か下手な役者かは口上でも決まる。ひとつの狂言のつもりでやります」と、極上の口上披露を予言した。

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