吉岡秀隆 金田一耕助役に初挑戦「私なりの…」NHK BS「悪魔が来りて笛を吹く」7月放送

[ 2018年5月11日 14:30 ]

NHK BSプレミアム「悪魔が来りて笛を吹く」で金田一耕助役を演じる吉岡秀隆
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 俳優の吉岡秀隆(47)が名探偵・金田一耕助役を初めて演じることが11日、分かった。NHK BSプレミアムの単発ドラマ「悪魔が来りて笛を吹く」(7月28日後9・00)。映画やドラマで石坂浩二(76)古谷一行(74)ら数々の俳優が演じてきたが、新しい金田一像を生み出す。

 原作の「悪魔が来りて笛を吹く」は1951年(昭26)発表。横溝正史作品には珍しく、東京の元華族の屋敷を舞台にしたミステリー。過去6回、映像化。今回は三重県桑名市に残る文化財級の洋館で撮影を行い、原作の持つ重厚なゴシックホラーテイストの再現に挑む。

 吉岡は「私の映画デビュー作が『八つ墓村』(77年、監督野村芳太郎)で、尊敬する渥美清さんが金田一耕助を演じていること、縁を感じております」と感慨深げ。

 演出は連続テレビ小説「あまちゃん」などのNHKエンタープライズ・吉田照幸氏だが「事件を解明していく金田一の人柄、人間性のようなものを、吉田組の現場で一つ一つ金田一のように探究心を持って解明できれば、私なりの金田一耕助が生まれると思っております。極上の和製エンターテインメントができるよう、今は祈るような気持ちです」と張り切っている。

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2018年5月11日のニュース