丸岡いずみ、重度の「うつ病」から回復できた理由を告白

[ 2018年5月11日 20:30 ]

元日本テレビキャスターの丸岡いずみ
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 元日本テレビキャスターの丸岡いずみ(46)と夫で映画コメンテーターの有村昆(41)が11日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。過去に重度の「うつ」に悩んでいた丸岡が“うつヌケ”できた理由を明かした。

 明るいキャラクターでお茶の間に人気の丸岡。やりがいあるキャスターの仕事や取材に全力で励む日々だったが、東日本大震災の取材をきっかけに「うつ病」を発症する。「仕事に対してはやる気があった。うつ病は、やる気がなくなって落ち込んだりすることだと思っていた」と自身が当時持っていた「うつ」のイメージを語った。

 医学的に「大惨事急性ストレス障害」という障害で、災害や事故の現場を何度も目のあたりにすることで、急激に身体にストレスがかかっていたという。

 だが、自身がうつ病とは思えなかった丸岡は、医師から処方された薬を飲まずにこっそり捨てていた。「どうしても精神的な薬は、人格を変えるのではないかと間違った考えを持ってしまった」。その結果、身体だけでなく内面にも異変が出始め、献身的に支えてくれた家族や周囲の人間に疑念を感じるようになってしまう。

 症状が悪化した丸岡はストレスによる呼吸困難に陥り、病院へ救急搬送され、そのまま精神科に強制入院。すると、これまでの苦しかった生活がウソだったかのように99・9%“うつヌケ”するまでに回復する。回復できた理由は薬をのんだだけ。「これまで薬を拒否していたのですが、入院で薬を飲まざるを得ない環境で。薬が効くのが分かって」と語った。

 うつの薬は人それぞれで、抗うつ剤、睡眠導入剤など種類と組み合わせが100パターン以上。偶然、医師が処方した薬がぴったりと合い“うつヌケ”できたという。「人格が変わるとか、ずっと起きられなくなる薬じゃないんだなと。普通に考えれば当たり前なのですが、どうしても精神的な薬というのが最初は受け入れられなかった」と告白。また、ピッタリと合う薬が見るかるのはまれで、うつ病は医師と相談しながらそれぞれに合った薬を見つけていくのが大切だと強調した。

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2018年5月11日のニュース