NHK「Rの法則」打ち切りで損害数千万円か 編成局部長「番組は受信料で成り立っている」

[ 2018年5月11日 08:38 ]

東京・渋谷区神南のNHK
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 NHKは10日の定例会長会見で、女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也(46)が司会を務めていたEテレ「Rの法則」が打ち切りになったことについて、山口やジャニーズ事務所に対する損害賠償請求を検討していることを明らかにした。

 会見に出席した編成局計画管理部の山内昌彦部長(53)が「NHKの番組は受信料で成り立っている。そういったこと(損害賠償請求)も含めて対応を検討している」と説明した。関係者によると、この番組の制作費は出演者のギャラや事前収録の費用などで1本数百万円。都内で行った400人規模のライブや複数の収録済みの企画が“お蔵入り”になっており、「総数によるが損害は数千万円にはなるだろう」と指摘した。

 一方、上田良一会長(68)は番組の打ち切りについて「司会者がこのようになり大変遺憾。総合的に検討して続けるのは困難と判断した。ご理解いただきたい」と語った。

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