羽生善治竜王 永世7冠&国民栄誉賞 華やかに祝賀会

[ 2018年5月11日 05:30 ]

鏡割りを終えて笑顔の(左から)日本将棋連盟・森詳介理事、山中伸弥氏、羽生竜王、井山裕太7冠、林真理子氏
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 将棋棋士・羽生善治竜王(47)の「永世7冠達成並びに国民栄誉賞受賞記念祝賀会」が10日夜、東京都千代田区の帝国ホテルで行われ、一般ファンを含む約1000人の来場者が快挙を祝った。

 羽生は昨年末の竜王復位で初の永世7冠資格を奪取。さらに今年2月には将棋界初の国民栄誉賞を授与された。前日9日は名人戦第3局を制し、2勝1敗と白星の先行に成功。開催地の奈良県から帰京したばかりの羽生に対し、安倍晋三首相、プロ野球・巨人の長嶋茂雄終身名誉監督からの祝福メッセージが届けられた。続いて12年ノーベル賞受賞者で京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長、羽生とともに国民栄誉賞に輝いた囲碁棋士の井山裕太7冠が来賓として祝辞を述べるなど、祝賀会は華やかな雰囲気に包まれた。

 前人未到となるタイトル100期獲得に王手をかけている羽生。開催中の名人戦であと2勝を挙げれば、さらなる快挙の達成となる。

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2018年5月11日のニュース