「逃げ恥」が5冠達成 新垣結衣が主演女優賞 東京ドラマアウォード

[ 2017年10月26日 15:00 ]

TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で主演を務めた新垣結衣
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 NHK・民放各社主催の「東京ドラマアウォード2017」の授賞式が26日、都内で行われ、16年10月期に放送されたTBS「逃げるは恥だが役に立つ」が、連続ドラマ部門のグランプリを受賞した。

 個人賞でも主演を務めた女優・新垣結衣(29)が主演女優賞を獲得。また、同作で主人公の相手役を演じた俳優で歌手の星野源(36)が歌った「恋」が主題歌賞を受賞。「逃げるは恥だが…」は演出賞、プロデュース賞も合わせて5冠を達成した。

 「逃げるは恥だが…」は、講談社「Kiss」で連載されている海野つなみ氏による同名漫画が原作。求職中の妄想女子・森山みくり(新垣)が、独身会社員・津崎平匡(星野)の家事代行として働くうちに、2人が従業員と雇用主という関係の「契約結婚」をしてしまう社会派ラブコメディー。エンディングで星野が歌う主題歌「恋」に合わせ、新垣らキャストが披露する通称・恋ダンスは社会現象にもなり、視聴率は初回から右肩上がり。最終回には自己最高を更新する20・8(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録して有終の美を飾った。

 連続ドラマ部門作品賞の優秀賞はNHK「真田丸」、日本テレビ「家売るオンナ」、TBS「カルテット」、テレビ東京「バイプレーヤーズ」、関西テレビ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。単発ドラマのグランプリは、テレビ東京の「破獄」、優秀賞はNHK「未解決事件 file05.ロッキード事件」、日本テレビ「銭形警部」、テレビ朝日「五年目のひとり」がそれぞれ選ばれた。

 個人賞は、主演男優賞に「真田丸」の堺雅人(44)、助演男優賞に同作の草刈正雄(65)、助演女優賞に「あなたのことはそれほど」の仲里依紗(28)が受賞した。

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2017年10月26日のニュース