松坂慶子 チェン・カイコー監督の熱意に感銘「熱い思い貫かれていた」

[ 2017年10月26日 11:53 ]

第30回東京国際映画祭で行われた記者会見「日中映画交流の新たな展開」に登場した松坂慶子
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 女優の松坂慶子(65)が26日、第30回東京国際映画祭で行われた記者会見「日中映画交流の新たな展開」に、日中合作「空海−KUKAI−」(監督チェン・カイコー、来年2月24日公開)の出演者として出席した。

 松坂が初めて中国を訪れたのは、1978年の日中友好映画祭だそうで「北京や大連などを電車やバスで移動する中で中国の方々と交流し、大陸的なおおらかさに勇気づけられたことを思い出しました」と感慨深げ。「空海」への出演は、「チェン監督は長年のあこがれだったので、実現して夢のよう。現場でも、歴史に残る映画を作ろうと真摯な熱い思いを貫かれていました」と振り返った。

 楊貴妃の謎を解く秘密を握る白玲という役どころ。「私は万葉集が大好きで、阿倍仲麻呂を慕って中国に渡った女性を演じることに縁を感じてうれしかった」と話していた。

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