「真田丸」佐助の年齢に堺雅人も衝撃「ずっと年下と考えていたので」

[ 2016年12月19日 11:29 ]

大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田幸村(堺雅人)より年上だった佐助(藤井隆)(C)NHK
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 劇作家の三谷幸喜氏(55)が戦国時代最後の名将・真田幸村の生涯を描き、ブームとなったNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)は18日、10分拡大版で最終回(第50話)を迎え、完結した。クランクアップ時に非公開だった場面は視聴者に“衝撃”を与えたが、それは主演の堺雅人(43)も同じだった。

 1年2カ月に及んだ撮影は10月27日が最終日。大河ドラマのクランクアップは報道陣を呼び込み、取材が行われるのが通例だが、今回は異例の非公開。最後に撮影されたのは安居神社の境内、幸村最期のシーンだった。

 幸村「長い間、よう仕えてくれた」

 佐助「はっ」

 幸村「いくつになった」

 佐助「五十五でございます」

 幸村「疲れたろう」

 佐助「全身が痛うございます」

 幸村「だろうな」

 この時、幸村は49歳。真田家に仕えてきた忍び・佐助(藤井隆)の方が年上ということに、SNS上も驚きと笑いに包まれた。三谷氏は最後の最後もユーモアを忘れなかった。

 堺もクランクアップ数日後の取材会で、最終回の台本が届いた時の心境を聞かれ、開口一番「一番衝撃だったのは佐助の年齢が分かった時ですね。あれは衝撃でした。ずっと年下と考えていたので」とコメント。結末については「最後の顛末は日本全国ほとんどの方がご存じなわけで、来るところに来たかという気持ちでした。49回かけて旅の終着点に行くというのは何となく分かっていたので」と振り返った。

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2016年12月19日のニュース