「あらびき団」一夜限りの復活も東野幸治「期待してバカ見るのは…」

[ 2016年12月19日 21:18 ]

「あらびき団オールナイト祭!」の囲み取材に応じた藤井隆(左)と東野幸治
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 お笑いタレントの東野幸治(49)とタレントの藤井隆(44)が19日、東京・赤坂のTBS放送センターで「あらびき団オールナイト祭!」(28日深夜0・10)の収録後に囲み取材に応じた。

 同番組は2007年10月から2011年9月までの4年間、地上波で放送され、あら削りな一芸をもったパフォーマーを紹介し、芸人に限らず、アーティスト、グラビアアイドル、大道芸人なども多数出演。ブレークのキッカケとなった出演者も多く、はるな愛(44)や椿鬼奴(44)、「R−1ぐらんぷり」で優勝したハリウッドザコシショウや、「キングオブコント2014」の覇者・シソンヌなどを発掘。そんな同番組が一夜限りの復活を果たす。

 同番組について東野は「(当時の)本当のコンセプトは『エンタの神様』に出ていただける方を探そうというところから始まっているんですけど、どんどん違う方向に走って行って、奇人変人が…」と回顧し、「奇人変人の中にも世間とのバランス感覚を保っているいい奇人変人がたまにいて、たまに腹がちぎれるくらい笑いますから」とアピール。しかし「『復活や』って期待してバカを見るのはそっち(視聴者)ですからね」とコメントして笑いを誘い、初見の人へコメントを求められると「『M−1』もお笑いですが、『あらびき団』もお笑い。お笑いの幅として理解していただきたいです。次のパフォーマーが面白いので、リモコンを持つのはちょっと待ってください」と訴えた。

 また、同番組で発掘されたザコシショウやシソンヌなどの活躍について藤井は「ご縁があって最初に見させていただいた方が違う場面でお会いするとすごく嬉しいですし、どっかの現場ですれ違うときにお互いにモジモジする感じがあるんですけど、そういう方とも時を経てこの距離で見られるのは嬉しいですね」と感慨深げに語り、東野も「あらびき団にとってはザコシショウなどの活躍が、番組復活の第一歩になったのでありがたいですね」と感謝した。

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