「べっぴんさん」第11週平均は20・9% 週平均9週連続大台超え

[ 2016年12月19日 10:05 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」主演の芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の第11週の平均視聴率は20・9%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが19日、分かった。9週連続して20%の大台を突破した。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%、第9週=20・6%と推移、第10週=20・9%と推移。第2週の大台割れから9週連続の大台突破と好調をキープしている。

 各日の番組平均は12日=20・8%、13日=21・9%、14日=21・0%、15日=21・4=%、16日=19・3%、17日=21・1%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。来年4月1日まで全151回。

 第11週は、「やるべきこと」。すみれ(芳根京子)たちは、キアリスの支店を正式に大急百貨店に出すことを決める。一方、すみれの夫・紀夫(永山絢斗)は、会社の説明会で司会を任されたが、極度の緊張のため仕事中に倒れてしまい、ショックのあまり家で寝込むように。すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)と義兄の潔(高良健吾)は紀夫を心配するが、同僚の間での信頼は地に落ちてしまう。さらに、家事や育児を手伝っていた喜代(宮田圭子)が腰痛を悪化させ、入院することに。紀夫に負担をかけないように、すみれは仕事に加え、家事や育児もすべて自分がこなしていくことを決意する。再び会社に出るようになった紀夫だったが、ある晩、家に帰ると、部屋は暗く誰もいない。心配した紀夫は、慌てて商店街の本店や友人たちの家へ探しにいくが、すみれの姿は見つからない。紀夫は一睡もせずにすみれを待ち続けるが、仕事のトラブルで朝帰りとなったすみれに、激しく感情をぶつけてしまう。仕事と家事の両立に悩むすみれは、過労で倒れたことをきっかけに、ある決意を固める…という展開だった。

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2016年12月19日のニュース