佐藤浩市、腹くくり「身削った」綾野剛は感無量 映画「64」完成報告

[ 2016年3月7日 17:41 ]

映画「64-ロクヨン」完成会見に出席した佐藤浩市

 俳優の佐藤浩市(55)が7日、都内で行われた主演映画「64―ロクヨン―前編/後編」(監督瀬々敬久)完成報告会見にと綾野剛(34)らと出席した。横山秀夫氏のベストセラーを2部作で映画化。主演の佐藤は「本当に身を削らせていただいた。これだけのメンバーと毎回毎回対決シーンをやり、期待感が膨らんでいった」と映画の魅力をアピール。綾野も「これだけの人が集まる日本映画っていいなって思いました。この作品に参加できて感謝の極みです」と感無量の面持ちだった。

 佐藤は自身の役について「原作を読んだとき、すごくおもしろいけどこの役は大変だろうな、やりがいはあるけど本当にキツイだろうなと思った。そういう作品だからこそ腹のくくり方は早かったですね」と振り返った。

 座長である佐藤がキャスト全員を引っ張っていったそうだが、永瀬正敏(49)とは初共演。以前共演予定だった作品が流れてしまったとのことで佐藤は「永瀬さんのたたずまいでシーンの方向性が見えた。ありがたくて感謝しました。今回ご一緒できてうれしい」と笑顔。永瀬も「佐藤さんは特別な存在。やっとご一緒できてとっても幸せでした」と喜んでいた。

 他に榮倉奈々(28)、夏川結衣(47)、緒方直人(48)、窪田正孝(27)、坂口健太郎(24)、椎名桔平(51)、滝藤賢一(39)、奥田瑛二(65)、仲村トオル(50)、吉岡秀隆(45)、瑛太(33)、三浦友和(64)、瀬々監督、横山氏が出席した。前編は5月7日、後編は6月11日公開。

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