不倫騒動終わらず…紫艶リベンジポルノ?FBに文枝の全裸写真投稿

[ 2016年3月7日 05:30 ]

不倫騒動の渦中にある桂文枝(左)と紫艶

 演歌歌手の紫艶(38)と20年にわたる不倫疑惑の渦中にある落語家の桂文枝(72)とみられる全裸写真がネット上に流出する騒ぎがあったことが6日、分かった。交際相手と主張している紫艶のフェイスブックに上げられたもので、本人は「携帯電話から流出した。なぜ写真が載ったのか分からない」と説明している。熟年離婚にもつながりかねない“リベンジポルノ”騒動。世間でも大きな波紋を呼びそうだ。

 紫艶によると、写真は15年以上前に大阪市北区にあった文枝の2LDKのマンションで撮影したという。

 なぜこんなプライベート写真が流出することになったのか。紫艶は「携帯電話を使って数日前に本名で新しくフェイスブックを立ち上げた時に写真が流出したのかもしれない。写真が上がっていることも知らなかった」とした。

 紫艶は不倫騒動が発覚して以降、フェイスブックに嫌がらせの書き込みなどが続いたためアカウントを一度削除し、4日に本名の「中江ひろ子」のアカウントで立ち上げた。その時に操作ミスからか、問題の1枚が出てしまったという。2日間、写真は閲覧できる状態だったが、新しいアカウントも6日には削除した。

 今回の騒動に、崎岡綜合法律経済事務所の崎岡良一弁護士は「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」に抵触すると指摘し、「懲役3年以下、または50万以下の罰金になる。最近、処罰されるケースが増えてきている」と説明。「間違えて写真を上げたのなら、普通ならすぐに下ろす。フェイスブックに画像が上がっていたことを知らなかったとも考えられない」とした。紫艶は意図的に行ったものではないと主張しているが、リベンジポルノとなる可能性が高い。文枝が所属する吉本興業は「現在、事実関係を確認しています」とし、今後の対応について検討するという。

 ▼リベンジポルノ 復讐(ふくしゅう)を目的に元交際相手や元配偶者の性的な写真や動画などを、インターネット上に流出させること。復讐ポルノともよばれる。2013年の東京都三鷹市の女子高生ストーカー殺人事件を受け法整備が加速。14年11月に可決・成立され、違反者には最高で懲役3年以下、50万円以下の罰金が科せられる。

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2016年3月7日のニュース