勘九郎息子、来年2月に初舞台 勘太郎と長三郎名乗り

[ 2016年3月7日 17:26 ]

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(34)の長男波野七緒八ちゃん(5)と次男哲之ちゃん(2)が、来年2月にそれぞれ三代目中村勘太郎と二代目中村長三郎を名乗り、東京・歌舞伎座の「二月大歌舞伎」で初舞台を踏むと、松竹が7日発表した。

 東京都内で開かれた記者会見で、勘九郎は「父(勘三郎さん)が亡くなっても歌舞伎座で初舞台ができることがうれしい。父も喜んでくれていると思う」と話した。七緒八ちゃんと哲之ちゃんは「よろしくお願いいたします」と元気にあいさつした。

 勘太郎は、勘九郎が以前名乗っていた名跡。長三郎は1649年生まれの三代目勘三郎が、かつて名乗った名跡という。2人が出演する舞踊劇「門出二人桃太郎」は、1987年に勘九郎と弟の七之助(32)が初舞台を踏んだ演目。

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2016年3月7日のニュース