桐谷美玲「私ヤバいですよね」1人でカラオケ、ネット検索にハマる

[ 2016年1月19日 11:25 ]

自身のことは「普通の人」と評する桐谷美玲

 「世界で最も美しい顔100人」に4年連続でランクインしている美女でありながら、ニュース番組ではキャスターも務める才女。美しさに知性を兼ね備える女優の桐谷美玲(26)だが、素顔はその隙のないイメージとは大きくかけ離れていた。「私ってヤバいですよね」と明かす意外な一面。触れてみると開けっ広げなところが、最大の魅力だった。

 どこまでもマイペースを貫く。大のゲーム好きで、話題がレーシングゲームの「マリオカート」に及ぶと「記録をコンマ1秒縮めるため」の熱弁が止まらない。ネット検索も好きで「高校時代に友達の彼氏のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で調べまくって素行調査をした」ほど。するめ、なまこ酢などの珍味に目がなく、1人カラオケも大好き。意外な一面を聞いて記者が驚くたびに「私、ヤバいですよね」とニヤリと笑った。

 マイペースでも中途半端は嫌いだ。昨年3月に、7年かけて4年制の大学を卒業した。在学時にCM10本を抱える人気者になっても「もう最後は意地」と、卒業する意思だけは変えなかった。

 「入学したから卒業する。単純にそういうこと。在学できるのが8年という制約がある中で、先生と相談して1年間、学校に通ってギリギリ単位を取った」

 14年度に2年の休学から復学して学業を優先した。仕事をしながら横浜市の大学に通い、大量のリポートを提出。周囲は年下ばかりになったが、かけがえのない友人もできた。

 大学を卒業して以降は、3本の主演作が立て続けに公開・配信された。来月5日からは、主演連ドラ「スミカスミレ 45歳若返った女」(テレビ朝日、金曜後11・15)の放送が控える。“社会人1年目”から重圧のかかる仕事が続くが、ゲームやネット検索にハマるライフスタイルは変えるつもりはない。

 「私は多分、今年もこんな感じでマイペースでいると思う。それが自分らしいのかなと思っている。ヒロイン失格で“こんな変顔もするんだ”って思ってもらえたように、今年も新しく“こういう一面もあるんだね”と思ってもらえたら」

 開けっ広げで恋も仕事もマイペース。だからこそ親近感をもって見守りたくなる、そんな女優だ。

 ◆桐谷 美玲(きりたに・みれい)1989年(平元)12月16日、千葉県生まれの26歳。偏差値70の進学校に在学中の06年に映画「春の居場所」でデビュー。同年にティーン誌「セブンティーン」の専属モデルに。10年にテレビ朝日「女帝 薫子」で連ドラ初主演し、「音楽人」で映画初主演を飾る。12年からは日本テレビ「NEWS ZERO」の火曜日キャスターを担当。1メートル63。血液型A。

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