SMAP存続!キムタク直訴電から「空中分解」回避…スマスマで謝罪

[ 2016年1月19日 05:30 ]

SMAPの騒動を伝えるスポーツニッポン

 分裂の危機にあったSMAPが18日、5人そろってフジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演し、グループ存続を表明した。一時独立を決めたメンバー4人がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)とメリー喜多川副社長(89)に直接謝罪したことで、今世紀最大の芸能騒動は一気に解決した。スポニチ本紙スクープで騒動が発覚してから6日。ファンのグループ存続を訴える声が届いた結果だ。

 5人は番組冒頭、生放送で約3分にわたって出演。真ん中に立ったのはリーダーの中居正広(43)ではなく、メンバーで唯一残留の意思を表明した木村拓哉(43)。木村の意向に沿った結果になったことを、画面に立った姿ではっきりと示した。

 これに先立つ17日夜に、4人は都内でジャニー氏とメリー氏に直接謝罪した。話の内容は明らかになっていないが、ジャニーズの歴史の中でも未曽有の事態を引き起こしたことを謝罪。事務所に残って頑張っていきたいと訴えた。

 メリー氏から今後についてのさまざまな話があり、最後はメリー氏の長女で次期社長になる藤島ジュリー景子副社長(49)の下、力を合わせて事務所を盛り上げていくことを約束した。

 この円満解決は、ファンのSMAP存続を訴える声があったからこそ。事務所はこの日昼、マスコミ各社に送った文書で「より多くの皆さまに5人のメンバーの口から直接、現在の心境を語らせていただくことが、せめてもの誠意」と生出演に踏み切った経緯を説明。今後会見を行う予定がないことも明らかにした。

 グループ存続に踏み出したとはいえ、騒動の影響で今後も円滑な活動を続けていけるかは不透明。ただ、日本の芸能史上最も息の長いアイドルグループになったSMAPの歩みは、これまでも決して平たんなものではなかった。新たな試練も乗り越えられるはずだ。

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2016年1月19日のニュース