蒼井優 山田監督最新作の“原案”と認められご満悦「先生と呼んで」

[ 2016年1月19日 19:49 ]

映画「家族はつらいよ」完成披露試写会に出席した蒼井優と妻夫木聡

 山田洋次監督(84)の最新作「家族はつらいよ」(3月12日公開)の完成報告会見と披露試写会が19日、都内で行われ、橋爪功(74)、妻夫木聡(35)、蒼井優(30)らが顔をそろえた。

 2013年「東京家族」の主要キャスト8人が再結集し、山田監督が「男はつらいよ 寅次郎紅の花」以来20年ぶりに手掛けた喜劇。蒼井によれば、「“東京家族”の時に皆で“崩壊家族”や“脱線家族”というタイトルを付けて、妄想を皆で話してストーリーを作っていたのがスタート」という。

 山田監督もうなずきながら、「彼女(蒼井)が話してくれた、夫が妻の誕生日のお祝いをしようと言ったら妻が離婚届にハンコちょうだいと言った知り合いのエピソードが基になっている。“原案・蒼井優”にしなきゃいけないね」と感謝。橋爪も、「蒼井優は今日も楽屋で“私のこと、先生って呼んで”と言っていた。開いた口がふさがらなかったけれど、これからは先生と呼びます」と脱帽だ。

 突然の暴露に蒼井は、「笑ってしまうほどの、私の友人の話なので…」と謙そん。だが、山田監督が「それをあなたが興味を持って覚えていたからだよ」とサポートすると、婚約者役の妻夫木らも「先生」と呼び始め、「じゃあ、先生で」とまんざらでもない様子だった。

 完成会見にはほかに吉行和子(80)、西村雅彦(55)、中嶋朋子(44)、林家正蔵(53)が出席した。

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