中央にキムタク、中居は4番手…SMAP生謝罪で見えたもの

[ 2016年1月19日 07:30 ]

SMAPの騒動を伝えるスポーツニッポン

 分裂の危機にあったSMAPが18日、5人そろってフジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演し、グループ存続を表明した。番組冒頭、生放送で約3分にわたって出演したが、真ん中に立ったのはリーダーの中居正広(43)ではなく、メンバーで唯一残留の意思を表明した木村拓哉(43)。木村の意向に沿った結果になったことを、画面に立った姿ではっきりと示した。

 口火を切ったのも木村。今回の騒動で「SMAPが空中分解になりかねない状態」にあると強い表現を使って説明。メンバー自身もグループ消滅の危機にあったと感じていたことをにじませた。締めの言葉で「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたい」とグループ存続を力強く訴える姿は苦渋の表情で声を震わせる4人とは対照的だった。

 一方、リーダーの中居は4番手で発言。神妙な顔で「どれだけ皆さんに支えてもらっているのか強く感じました」と存続を望む声を上げてくれたファンに感謝。草なぎ剛(41)は「ジャニーさんに謝る機会を木村くんがつくってくれました」と説明。番組で騒動の内幕を明かすのは異例のこと。本紙が報じた木村のジャニー氏とメリー氏への直訴電話が、空中分解の危機を一変させたことを裏付けた。

 香取慎吾(38)は「皆さんと一緒に笑顔をつくっていきたい」と約束。独立を画策した女性マネジャー(58)と特に絆が強かったこともあって途中、言葉に詰まる場面もあり、これまでの苦悩をうかがわせた。稲垣吾郎(42)は「お騒がせしてしまい申し訳なく思っております」と謝罪した。

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2016年1月19日のニュース