礼真琴 2度目のバウ主演に意気込み「憧れの気持ちで作りあげたい」

[ 2016年1月19日 20:50 ]

2度目のバウ主演作「鈴蘭 ル・ミュゲ」の公開げいこを行った礼真琴

 宝塚歌劇団の星組男役スター、礼真琴(れい・まこと)のバウホール主演作「鈴蘭 ル・ミュゲ」(21日初日)の公開稽古が19日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。

 礼は入団7年目までが出演できる新人公演を今年卒業。すでに新公主演を3度経験し、前回の大劇場公演「ガイズ&ドールズ」では娘役の大役・アデレイドを好演するなど、本公演でもメキメキと頭角を現す若きスターだ。バウ主演は今回が2度目だが、新公を卒業するこのタイミングでの主演に「単純にありがたい」と与えられたチャンスに感謝した。

 同公演は中世フランスを舞台に、憧れの女性の死の真相を探る青年の物語。サスペンスの要素を盛り込んだオリジナルで、礼は「(ガイズ&ドールズの)アデレイドとのテンションの差にお稽古当初は戸惑いもしましたが、女役を経験したからこそできる男役像を、もう一度憧れの気持ちを持って作りあげたい」と話していた。公演は31日まで。

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2016年1月19日のニュース