声優の松来未祐さん 難病だった…遺族が同じ病気の早期発見願い公表

[ 2015年12月15日 13:01 ]

声優の松来未祐さん

 10月27日に亡くなった声優の松来未祐さん(享年38)のブログが15日、スタッフにより更新され、松来さんが患った病気は「慢性活動性EBウイルス感染症」と公表された。死因は「悪性リンパ腫」だった。

 「松来未祐を応援してくださった皆様へ」というエントリーで「昨日12月14日、松来未祐の四十九日が無事に終わりました」と報告。「ご遺族の『同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かってほしいので、病名を公表したい』とのご意向により、この度、病名を公表することといたしました」と病名公表の経緯を説明した。

 「7月14日の投稿にあるように、体調不良が続き、検査を重ねていましたが、原因が分からないまま、6月30日に急性肺炎で緊急入院をすることとなりました。精密検査の結果、『慢性活動性EBウイルス感染症』という非常に症例が少なく、難病指定もされていない難しい病気であることが判明し、そこから松来未祐の闘病生活が始まりました。9月4日には奇跡的に一時退院が認められましたが、9月18日再入院。10月27日午後10時18分永眠いたしました。最終的な死因は『悪性リンパ腫』でした」と松来さんの闘病生活がつづられた。

 「私どもスタッフから見ても、つらい治療にもいつも前向きに立ち向かっていて、必ず完治して復帰できると信じておりました」。願いは叶わなかったが「本人も、いつか手記を出して同じ病気に苦しむ人の支えになりたいと考えていました。早期発見と治療法の進展につながることを願っております」とした。

 ブログの最後で、松来さんの両親が「娘の闘病生活については頭が下がるほど立派でした。ただ、ただ、仕事に復帰したい一念だったと思います。亡くなる直前まで意識はあったようで、言葉を発することはできませんでしたが、こちらの問いかけにはコックリと頷いていました。声優仲間の他ご縁のあった方々からの多大なご協力、ご支援、ご厚情に親として驚くとともに感謝に堪えません。また、これまで長い間、松来未祐を応援してくださった多くのファンの皆様、本当にありがとうございました」と感謝のメッセージを送った。

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