ソチ五輪スノボ&ジャンプ“はしご”で未明に高視聴率

[ 2014年2月13日 05:30 ]

銀メダルを獲得した平野

 若い日の丸戦士のメダルを懸けた激闘に深夜の列島が燃えた――。ソチ五輪で平野歩夢(15)が銀メダル、平岡卓(18)が銅メダルを獲得したスノーボード男子ハーフパイプ決勝を生中継したTBS系番組(前2・26~3・44)の平均視聴率が、関東地区で7・0%だったことが12日、ビデオリサーチの調査で分かった。瞬間最高視聴率は平野が決勝2本目の滑りを終え2位に入った3時25分の10・3%だった。

 また、NHK総合テレビが生中継した、高梨沙羅(17)の4位が決まったノルディックスキー・ジャンプ女子決勝(前3・25~4・05)は、関東9・6%。瞬間最高視聴率は、3時57分の高梨の4位決定前後の12・6%だった。スノーボードのハーフパイプと時間が重なっていた前半(前2・30~3・25)の平均視聴率は6・0%だった。

 それぞれ番組占拠率はTBSが40・3%、NHKは前半が34・4%、後半が57・8%。通常では、平均視聴率が1%にも満たない時間帯で、平日の深夜~早朝の時間帯ながら、多くの視聴者が熱狂したようだ。

 TBSは「翌日、仕事や学校の人も多かったと思いますが、選手の頑張りに目が離せなかった方が多かったのではないでしょうか」(宣伝部)とコメント。「番組占拠率から推測すると、前半はスノーボードとジャンプの二股をかけて見ていた人や、後半はスノーボードからジャンプに“はしご”した人も多かったのでは」(同)とした。

 ハーフパイプの予選(11日後6・45~10・04)の平均視聴率は18・0%だった。

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