25年ぶり紅白で小泉歌う「あまちゃん」同窓会に

[ 2013年12月24日 05:55 ]

「あまちゃん」の(左から)小泉今日子、能年玲奈、宮藤官九郎

 NHKは23日、今年前期の大ヒット朝ドラ「あまちゃん」の企画を「第64回NHK紅白歌合戦」で行うことを発表。小泉今日子(47)が25年ぶり、薬師丸ひろ子(49)は初めての出演となる。

 あまちゃんの“特別編”が、紅白のステージから生放送される。芝居と歌を織り交ぜたコーナーで、出演者はすべて役名のまま登場。ドラマと同じく宮藤官九郎(43)が脚本を書き下ろす。

 気になる出演者は、一部だけが明らかにされた。すでに紅白PR大使として出演が決まっている主演の能年玲奈(20)の応援に、小泉、薬師丸、橋本愛(17)が駆けつけるというものだった。

 実際はこれだけではない。関係者によると、岩手・北三陸が舞台の「故郷編」の出演者を中心に10数人が登場。男性陣は杉本哲太(48)、荒川良々(39)、小池徹平(27)ら。女性陣は、審査員に内定している宮本信子(68)、海女役の片桐はいり(50)ら。個性豊かな面々で紅白を盛り上げる。

 内容について、NHKは「歌あり、ダンスあり、笑いありのステージショー」と発表。能年は劇中歌「暦の上ではディセンバー」を歌う。ソロではなく、劇中で同曲を歌ったアイドル「アメ横女学園芸能コース」や能年が属した「GMT」のメンバーとともに歌うことになりそうだ。

 関係者によると、小泉はドラマで披露し、実際にCDも発売された「潮騒のメモリー」を歌う方向で調整中。紅白は過去5回出場しており、最後に出演した88年以来、25年ぶりとなる。一方、薬師丸は“初出場”。劇中で「潮騒…」は薬師丸の持ち歌だが、音痴だったため春子(小泉)が影武者として歌ったという設定だった。同曲がどのように披露されるか注目が集まる。

 音楽を担当した大友良英氏も出演することが濃厚。約20人のビッグバンドで、あまちゃんのオープニングテーマを全国に届ける。

続きを表示

この記事のフォト

2013年12月24日のニュース