西武・栗山史上17人目1000四球 自身10年ぶり1試合4つ「一つ一つの積み重ねで、ここまでいけた」

[ 2023年4月24日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1-4オリックス ( 2023年4月23日    京セラD )

<オ・西>2回、通算千四球を記録した栗山
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 西武・栗山が、またも偉大な記録を達成した。「5番・DH」で出場し全4打席で四球を選び、史上17人目の1000四球も達成。「一つ一つの積み重ねで、ここまでいけた。(相手先発の)山下投手は本当に良い投手で、何とか厳しいボールを見逃せた。自信になる」と謙虚に語った。

 3月31日の開幕戦に続き2度目の対戦となった山下に打線は7回まで3安打無失点に封じられて完敗し、2位に陥落。150キロ超の直球と120キロ台のカーブの緩急に苦しむ中、栗山は2回無死二塁で節目の四球を選ぶと、4、7回も山下から四球。9回は山崎颯から四球を選び、13年9月6日のロッテ戦以来、自身10年ぶり3度目の1試合4四球だ。

 通算1003四球のうち、故意四球はわずか17。審判のストライクゾーンを事前に把握し、打席に向かう39歳の選球眼は、まだまだ衰えを知らない。(福井 亮太)

 ≪スロー3位2174試合で達成≫栗山(西)が23日オリックス戦の2回に山下から四球を選び通算1000四球を達成した。プロ野球17人目。初四球は05年4月16日オリックス戦でパーラから。2174試合での達成は、12年谷繁元信(中)の2645試合、72年野村克也(南海)の2181試合に次ぐスロー3位。また、1003四球のうち故意四球はわずか1・7%の17しかなく、1000四球達成者の中では鳥谷敬(ロ=2・4%)を下回る最も低い割合だ。

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