大谷翔平 初めてトラウトから“兜の祝福”!6回にウォード、トラウトに続いて3者連続弾

[ 2023年4月24日 08:01 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―3ロイヤルズ ( 2023年4月23日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>6回、3者連続弾となるソロを放ち、ベンチで迎えられる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が23日(日本時間24日)、本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席に“3者連続本塁打”となる5試合ぶりの右中間5号ソロを放ち、初めてトラウトから“兜の祝福”を受けた。エ軍は4―3で勝利し、勝率は5割に復帰した。

 6回無死の第3打席、ウォードの同点弾、トラウトの勝ち越し弾に続く3者連続弾だ。2ボール2ストライクからロ軍先発の右腕ライルスの投球を完ぺきに捉える5号本塁打。打球飛距離415フィート(約126・5メートル)、打球速度107・3マイル(約172・6キロ)、打球角度25度で、18日(同19日)のヤンキース戦で右中間に2ランを放って以来5試合ぶりのアーチとなった。今季、エ軍は本塁打を放ったチームメートを祝う儀式として、日本製の兜(かぶと)をかぶせているが、大谷がベンチに戻ると、トラウトから兜をかぶせられた。これまでは、フィリップスが“兜係”を務めていたが、前の打者のトラウトが兜を被ったままだったことから夢の儀式が実現したとみられる。

 エンゼルスの3連発は、2019年6月8日のマリナーズ戦の4回に菊池雄星からラステラ、トラウト、大谷が記録して以来4年ぶり。大谷とトラウトのアベック弾は通算24度目、2者連続は7度目。この日の大谷は3打数2安打2打点と活躍して勝利に貢献。通算の打撃成績は、21試合で79打数21安打、5本塁打、13打点、打率・266となった。投手成績は5試合に登板し3勝、防御率0・64。

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