シフト制限の「影響なし」 米記者が指摘 2年前と平均得点は同じ、平均打率も微増

[ 2023年4月24日 06:51 ]

 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が23日(日本時間24日)シフト制限の「影響はない」と指摘している。

 2年前(2001年シーズン)との比較だが、1試合当たり9・1得点は2年前と変わっておらず、平均打率・248は・246から2ポイント高くなっているだけ。左打者の打球が前に飛んだ時の打率(BABIP)は・286で、1ポイントむしろ下がっている。一方で右打者の方がBABIPが10ポイント上がっている。

 一方でピッチクロックにより試合が27分間も短くなった。4月16日のエンゼルス対レッドソックスの試合はわずか1時間57分で終わり、フェンウエイパークでは1989年10月1日以来の短い試合だった。もし全米中継のヤンキース対レッドソックスで同じことが起きれば、多額の広告収益が消えてしまう。ナイチンゲール記者は同球場のピッチクロックが急きょ操作不能になっても驚くなとしている。

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2023年4月24日のニュース