茨城に怪物候補出現! 霞ケ浦・木村が4連続K×2の衝撃投球 148キロに広島スカウト「まだ出る」

[ 2023年4月24日 14:44 ]

春季高校野球茨城県大会2回戦   霞ケ浦7―0守谷 ( 2023年4月24日    J:COMスタジアム土浦 )

スカウトの前でアピールに成功した木村(撮影・柳内 遼平)
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 霞ケ浦は7―0で守谷に7回コールド勝ちで2回戦を突破した。1メートル84の大型右腕・木村優人投手(3年)は6回を投げて2安打無失点。自己最速を3キロも更新する148キロ直球、カーブ、カットボール、ツーシーム、スプリットを駆使して2度の4連続三振を含む13三振を奪った。

 「初戦ということもあって、秋ぶりの公式戦だったのでを力抜いてというか。課題をつぶしにいこうと。まずは“チームのために”という気持ちがあったので勝つことができてよかったです。真っすぐが走っていた。変化球も良い高さに決まったので三振を取れたと思います。スピードは正直意識していない。スピードというよりボールの切れだと思っているので質を大事にしています」

 バックネット裏で視察した阪神、楽天、日本ハム、広島、ヤクルト、オリックスの6球団7人のスカウトに猛アピールした。常にセットポジションの脱力フォームから投げ込む直球は要所で140キロ後半をマーク。130キロ前半のカットボール、120キロ後半のスプリットは低めに決まり、面白いように三振を積み重ねていった。さらに4回からはカーブも駆使。一番遅い100キロのカーブは直球の最速と48キロ差の緩急。入魂の87球で存分に魅力を発揮し「正直プロを第一に考えている。まずはチームのために全力で投げたいです」と大きく胸を張った。

 打撃でも3番を担う右投げ左打ちの長距離砲。憧れの選手にエンゼルス・大谷を挙げ「ピッチャーもバッターもやっているので偏らずに投打でという気持ちがある。チームのことを考えてやっています」と言った。

 同じ右腕で今秋ドラフト候補に挙がる東海大菅生・日当直喜、専大松戸・平野大地と並ぶスケールの大きさを示した大器。「超豊作年ドラフト」に新星が出現した。(柳内 遼平)

▼広島・尾形佳紀スカウト 角度があってスライダーに切れがある。力感なく投げられている。まだまだスピードが出ると思います。

▼オリックス・岡崎大輔スカウト 出力が上がってスピードも出るようになってきましたね。関東の中では注目している球団もあると思います。夏まで追いかけたいと思います。

 ◇木村 優人(きむら・ゆうと)2005年(平17)6月1日生まれ、茨城県土浦市出身の17歳。2人の兄の影響で1歳から野球を始める。斗利出小では藤沢イーグルスでプレー。霞ケ浦付属中では霞ケ浦付属ボーイズに所属。霞ケ浦では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒5、遠投100メートル。憧れの選手はエンゼルス・大谷。1メートル84、76キロ。右投げ左打ち。

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