和歌山大 秋へ再出発11得点 春3連覇ならずも秋V奪還へ「スタートの日」

[ 2023年4月24日 19:10 ]

近畿学生野球連盟春季1部リーグ戦   和歌山大11―0神戸大 ( 2023年4月24日    南港 )

<和歌山大・神戸大>勝利を収めてハイタッチをする和歌山大バッテリー(撮影・河合 洋介)
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 和歌山大が10安打11得点の猛攻で神戸大を7回コールドで下し、3回戦に持ち込んだ。

 投打がかみ合った。先発左腕・船引駿平(4年)が6回被安打2で無失点。打線は、初回に4番・田中文都(2年)の右越え2点三塁打、続く5番・笠木悠翔(3年)の中犠飛で一挙3点を先制して勢いに乗った。二塁打計4本など効果的な長打で得点を重ねた。

 試合前に大阪公立大の優勝が決まり、春3連覇の可能性が消滅して迎えた一戦だった。大原弘監督は「選手には“秋へのスタートの日だ”と伝えた。もう一度自分たちの野球をしようと思った。勝つためには苦しいところで踏ん張れるかどうか。そこに加えて個々の能力を上げていくことが必要」と早くも秋の戦いを見据えた。

 今節を1勝1敗の五分とされた神戸大・西谷仁孝監督は、「相手に隙のない野球を見せられた。相手のテンポに巻き込まれて、付け入る隙がなかった」と相手を称えた。

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