日本ハム　2軍戦＆紅白戦で「ピッチクロック」試験的導入　投球間の時間制限

昨季のマイナーリーグで導入された「ピッチ・クロック」（AP）
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　日本ハムが今季の2軍戦や紅白戦で投球間の時間制限「ピッチクロック」を試験的に導入することが6日、分かった。今季から大リーグで試合時間短縮を目的に導入される新ルール。近年はリプレー検証など、米球界で導入後に日本でも取り入れるケースが多い。将来的な導入を見越し、若手に短い投球テンポを叩き込む。

　メジャーの同ルールは走者なしで15秒、いる際は20秒以内に投球動作を始めないと1ボールがカウントされる。21年の平均試合時間はリーグ最長の3時間18分。新庄監督が昨春から投手陣にテンポアップを求め、昨季は3時間15分と改善されたが、リーグ4位にとどまった。球団幹部は「試合時間が成績に直結しているかもしれない。国際的にもいずれ変わるなら、投手は慣れておいた方がいい」と話した。