滝川二・坂井 ドラ1にこだわる! 世代最速投げて勝ち取る「投球スタイルとしても球速を磨かないと」

[ 2023年1月7日 06:00 ]

主将としてチームを引っ張りランニングする滝川二・坂井陽翔(中)(撮影・井垣 忠夫)
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 滝川二が神戸市内の同校グラウンドで始動し、今秋ドラフト候補の坂井陽翔(2年)が世代最速の球速を計測してドラフト1位指名を勝ち取ると誓った。

 「ドラ1にこだわりたい。大阪桐蔭の前田投手、享栄の東松投手らの数字(球速)が気になる。自分の投球スタイルとしても球速を磨かないといけない」

 自己最速は昨秋に計測した149キロ。同学年では最速152キロの享栄・東松快征に球速で先を越されているものの、世代No・1と評される大阪桐蔭・前田悠伍の最速148キロを上回るなど世代トップクラスの球速を誇っている。今後は155キロ超えを目標に「平均球速も148、9キロまで上げたい」と徹底的に直球を磨く構えだ。

 今冬は下半身強化などに重点を置き、夏までに現在から10キロ増となる体重90キロを目指している。「筋力が全然足りていない。冬の厳しい練習を乗り越えれば(球速も)ついてくると思う」。豊作とされる今秋のドラフトに向けて、まずは球速で頂点に立つ。 (河合 洋介)

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2023年1月7日のニュース