楽天のドラ5位・平良が入寮　1メートル70と小柄でも目標は壮大「メジャーリーグが夢」

「シーサーの置物」を手にシーサーのまねをする平良（撮影・光山　貴大）
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　故郷の沖縄から持ち込んだのはシーサーだけじゃない。楽天の新入団選手が仙台市の「犬鷲寮」に入寮。1メートル70と小柄ながら「和製アルテューベ」と称される強打の内野手であるドラフト5位・平良（NTT西日本）は、将来的なメジャー挑戦という壮大な目標とともにプロ生活をスタートさせた。九州共立大1年時に、プレースタイルが重なる右打者の魅力に取りつかれ「目指すのはアルテューベ選手。身長が小さくてもメジャーでも首位打者を獲ったり、本塁打も30本以上打てる」と魅力を熱弁した。

　オリックスからレッドソックス入りした1メートル73の吉田にも憧れており「体が大きくなくても目指せるんじゃないかという希望がある。メジャーリーグが夢ではある」と目を輝かせる。沖縄から仙台経由で米国へ。夢をかなえるためにもまずは日本でトップ選手を目指す。（重光　晋太郎）