オリ・宮城「由伸さんが選ばれて、ずるいなと思いながら見ていた」　WBC出場を熱望！自主トレ公開で抱負

＜宮城自主トレ公開＞自主トレ始動し力のこもったキャッチボールで汗を流す宮城（撮影・後藤　正志）
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　4年目を迎えたオリックスの宮城大弥投手（21）が7日、大阪・舞洲で自主トレーニングを公開した。室内で体をほぐした後に球場の芝生の上でキャッチボールを行い「（感触は）ばっちしだと思う」と笑顔を見せた。

　昨季は24試合に先発して11勝8敗、防御率3・16。8月には月間MVPも受賞するなど、エースの山本とともにローテーションの軸として活躍し、リーグ連覇、26年ぶりの日本一に貢献した。

　さらなる飛躍へ向け今オフに力を入れているのはフォークボールのレベルアップ。昨年まではたまに投げていた程度だったが、「今季はたくさん使いたい。一人で頑張っている」とキャッチボールでも試投した。

　3月に行われるWBCの代表入りにも意欲を見せた。

　「できれば、出たいと思っている。早めに仕上げているつもりだし、アピールというか、ボール（WBC公式球）も毎日使っている。慣れるように頑張っている。本当にいい経験しかできない場所だと思うので、行きたいという気持ちはある」

　6日の先行発表ではチームメートの山本が選出され「まだ（山本）由伸さんが選ばれて連絡は送ってないが、ずるいなと思いながら見ていた」と話した。

　昨季はチームメートの山本に独占されたタイトル奪取にも闘志を燃やす。「チーム的にはリーグ3連覇と日本一2連覇を目指して、頑張りたい。個人的には15勝を目指して頑張りたい」と目標を掲げた。