侍・栗山監督 発表の12人は「全員が柱」 ダルビッシュには精神的支柱期待

[ 2023年1月7日 05:00 ]

侍ジャパン WBC代表12選手先行発表

意気込みを語る栗山監督(撮影・尾崎 有希)
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 侍ジャパンの栗山監督は会見の冒頭、先行発表の12選手を熱い思いを込めて読み上げた。大リーガー3人を含む“侍12戦士”は投手、野手とも6人ずつ。3月のWBC本番で投打の柱となる選手たちだ。

 「日本に元気や勇気を届け、子供たちに夢を持ってもらえるよう、必ずや世界一になって皆さんに喜んでもらう。そういう野球をやっていきたい」

 勝ちきるために絶対必要な12人。「全員が柱なので」と言った栗山監督は、中でも36歳で最年長のダルビッシュに精神的支柱としての期待を寄せる。「若い選手には彼の知識、考え方が財産になる。本人もそう感じてくれている」とし、投手中心の野球を念頭に「WBCではいろんなことが起こる。どういう対応もできるチームをつくりたい」と続けた。

 出場全チームの最終ロースター発表は2月9日。その1カ月以上前の先行発表に「ポスターを作るので早めに選んでくれ、と言われたので」と冗談交じりに舞台裏を明かした栗山監督は、残る最終メンバーの選考について「選手の状態を見てギリギリまで引っ張りたい」と強調した。

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