大谷翔平 本田圭佑流“さん”付けコミュニケーションだ 年下選手にも敬意

[ 2023年1月7日 05:00 ]

侍ジャパン WBC代表12選手先行発表

ポーズを決める大谷(撮影・尾崎 有希)
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 強化試合に出場した16年以来、7年ぶりに侍ジャパンのユニホームに袖を通す大谷が、チームメートとのコミュニケーションの重要性を強調した。

 「NPBを見ていても知らない選手がたくさん出ている。おそらく代表選手の中にも僕が知らない人たちが出てくる。まずはコミュニケーションが大事」

 日本ハムを退団して5シーズンが経過。先行発表された12選手でもヤクルト・村上、ロッテ・佐々木朗、DeNA・牧、巨人・戸郷の4選手とはNPBでのプレー時期が重なっておらず、面識がないどころか、生でプレーを見たこともない。

 「言葉で引っ張るタイプではもちろんない」と自己分析する大谷は「とりあえず話すこと。自己紹介から」と自ら歩み寄るプランを披露。さらに「年齢も上なのか下なのか、ちょっと分からない選手もいるので、とりあえず最初は全員に敬語から入りたい」と笑顔で明かした。昨年11、12月のサッカーW杯の解説で、面識のない選手は年下でも“さん”付けして話題となった本田圭佑のように、敬意を払って村上、佐々木朗らと親交を深めていく。

 古巣・日本ハムで背番号「11」の先輩にあたるパドレス・ダルビッシュとは初めて同僚となるが、既に連絡を取り合っているという。大谷は今やメジャーの顔、大会の顔として注目されるが、チーム一丸を強調した。

 「僕はダルビッシュさんとやるのが楽しみだけど、勉強したい気持ちは二の次。(野球を)やっている時はそういうことを抜きにして、本当に対等に頑張りたい」と強調した。

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2023年1月7日のニュース